
知って得する基礎代謝
基礎代謝についてご存知でしょうか?人間が活動するためにはエネルギーが必要です。運動をするとき筋肉を動かしているのも、考え事をしているとき脳を動かしているのも、その活動の源はエネルギーです。代謝とは食事で摂取した栄養素を体に貯蔵し、必要なときにエネルギーに変換して利用する一連の過程を指しますが、代謝は体を活発に動かしていないとき、つまり安静状態のときでも停止することなく絶えず続いています。常にエネルギーを供給し、いざというときに円滑に能力を発揮できるように備えているのです。車でいうところの暖気運転に相当するものです。こうした活動時以外での代謝を特に「基礎代謝」といいます。
基礎代謝のエネルギーは筋肉を動かしたりすることには利用されず、ほとんどが熱エネルギーとなります。つまり基礎代謝では体温が生じるのです。体が冷えているとき運動で最大限の能力を発揮できないということがよくありますよね?これは筋肉が冷えて硬くなっているためです。基礎代謝によって生じた体温がこうした事態を防いでいるのです。
基礎代謝の行なわれるのは体のどの部位なのでしょうか?基本的に基礎代謝は全身で行われていますが、特に活発なのは肝臓、筋肉、脳、心臓です。それぞれ肝臓では基礎代謝全体の30%が行われ、筋肉では25% 脳では18% 心臓では16%が行われています。このうち是非とも注目して欲しいのは基礎代謝の25%は筋肉で行われているという点についてです。つまり筋肉の量を筋力トレーニングで増やしたり減らしたりすることで基礎代謝量を全体の25%ではありますが自由にコントロールすることができるということです。これは後の「ダイエットコース」のところで大活躍する知識ですので知っておいてください。
さて、基礎代謝についての理解が深まってきました。それでは基礎代謝の量はいったいどれくらいなのかについてみていきましょう。平均的な成人で男性1日1500kCal 女性で1日1200kCalといわれています。食事からの1日の平均摂取カロリーが2000〜2500kCalですので、毎日の食事で摂取した栄養の60〜70%程度が基礎代謝で消費されているということになります。この基礎代謝量の正確な算出方法は基礎代謝基準値×体重で求めることができます。
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男性 |
女性 |
| 年齢 |
基礎代謝基準値
(kcal/kg/日) |
基準体重
(kg) |
基準体重
での基礎代謝量 |
基礎代謝基準値
(kcal/kg/日) |
基準体重
(kg) |
基準体重
での基礎代謝量 |
| 15〜17 |
27.0 |
58.3 |
1570 |
25.3 |
50.0 |
1270 |
| 18〜29 |
24.0 |
63.5 |
1520 |
23.6 |
50.0 |
1180 |
| 30〜49 |
22.3 |
68.0 |
1520 |
21.7 |
52.7 |
1140 |
| 50〜69 |
21.5 |
64.0 |
1380 |
20.7 |
53.2 |
1100 |
| 70〜 |
21.5 |
57.2 |
1230 |
20.7 |
49.7 |
1030 |

- 基礎代謝=体温の源
- 基礎代謝の行われる場所=肝臓30% 筋肉25% 脳18% 心臓16%
- 基礎代謝量は筋肉量に左右される
- 基礎代謝の量=男性で1日1500kCal 女性で1日1200kCal
- 基礎代謝量=基礎代謝基準値×体重 で求めることができる
- 基礎代謝量は老化に伴い減少する
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