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                  低炭水化物ダイエット

 最近、ダイエットのトレンドになっている低炭水化物ダイエットですが、この方法論もやり方を間違わなければ非常に理にかなったストラテジーだと言えます。他のダイエット方法と組み合わせて実践してみるとよいでしょう。

低炭水化物ダイエットの理屈
 からだのエネルギーの出入りを考えた場合、ダイエットでは入ってくるエネルギーよりも出て行くエネルギーを多くすることが鉄則です。つまり高カロリーな食事を制限し、運動や基礎代謝量の増加に勤めてエネルギーをからだの外に積極的に発散させるわけです。そのようなとき、高いカロリーを誇る炭水化物の摂取をセーブすることは当然といえば当然ですよね?
 また、栄養素の消化吸収を考えた場合、低インスリンダイエットの項目でもお話しましたが、血糖値の上昇スピード(GI値)はなるべく抑えることが余分な脂肪の蓄積を防ぐ方法論でした。炭水化物のGI値は食パンで100 白米で90 じゃがいもで95と高目でしたね。低目の玄米や麦では55と50という値でしたが、全ての食材の中では決して低い値ではありません。こうした側面からも炭水化物のセーブは有効です。
 さらに、からだに蓄積された脂肪を運動で燃焼しようとした場合、エクササイズコースでも取り上げていますが、まず無酸素運動で糖質がエネルギー源として利用されその後に有酸素運動で脂肪の燃焼が始まります。炭水化物の摂取をセーブしていればそれだけ早い段階でエネルギー供給源の糖質が枯渇し、エネルギー供給源が脂肪に切り替わる時間の短縮になります。
    
 こうした事柄が低炭水化物ダイエットを肯定する要因です。しかしここで注意しなければならないのは炭水化物をまったく摂取しないという極端なことを行ってしまうことです。炭水化物が消化吸収されるとき、最終的にグルコースまで分解されますが、脳では他の臓器と異なりグルコースが唯一のエネルギー源なのです。ですから完全に炭水化物を抜いてしまうのではなく、一日の炭水化物の摂取量を100g程度に抑えるということがが現実的でしょう。

低炭水化物ダイエットで推奨する食材
 では実際に低炭水化物ダイエットを実践する場合、どんな炭水化物を主食とすることがベターなのでしょうか?お勧めとしては「イモ類」と「玄米」です。ただし、イモ類に関してはどんなイモでもいいというわけではありません。イモ類は全般的に食物繊維とビタミンが豊富でその点においては良いのですが、GI値を比較したとき「じゃがいも」の値が95という高い値であることに注意を払わなければなりません。そのことを知らずにジャガイモを積極的に摂取してしまうと食後の血糖値が急激に上昇し、その結果インスリンの分泌も増加するため脂肪としてからだに蓄積されやすくなります。イモ類を選択する場合にはジャガイモではなく他のイモ類を選択することが望ましいですね。具体的には入手しやすいことや価格を考慮してサツマイモがお勧めです。その点では、玄米は入手もしやすいですし価格も手頃で栄養価も申し分ないため低炭水化物ダイエットに理想的な食材と言えるのではないでしょうか。

KEY WORDS
  • 炭水化物の摂取セーブ→摂取カロリーのセーブ
  • 炭水化物の摂取セーブ→GI値を下げる→脂肪の蓄積防止
  • 炭水化物の摂取セーブ→脂肪燃焼がスムーズになる
  • 一日の炭水化物量:100g
  • 炭水化物の選択→玄米とジャガイモ以外のイモ類

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