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ダイエットコース講義室


              肥満は遺伝?生活習慣病?

 肥満の人の家族に注目したとき、その家族も同様に肥満であることが多いと思いませんか?このため肥満の原因は不幸にも遺伝であって、肥満の家系に生まれたことを後悔しましょうなどと言われることがありますが、これは事実なのでしょうか?種明かしをする前に、実は似たような話がまだ他にもあるのです。例えばガンはどうですか?家族の中でガンになったりガンで他界したりする人が多いとガンの家系だと言ったりしますよね?心筋梗塞や糖尿病はどうですか?やはり家族にそのような病気が多いと心筋梗塞の家系とか糖尿病の家系とか言いますよね?

 まずはガン、心筋梗塞、糖尿病あたりの種明かしですが、近年の研究からこれらの病気の原因の内訳は30%が遺伝、そして残りの70%は生活習慣と言われています。遺伝が主な原因ではなかったことは意外だったのではないでしょうか?これらの病気は飲酒、喫煙、食生活、運動不足、睡眠不足、ストレスなどの生活習慣を主な原因として生じます。ですからこれらの病気を生活習慣病とひとくくりにして論じられることもあります。ひとつ屋根の下に暮らす家族では生活習慣が似通っていることが多く、このため家族間で同じ病気が頻発することがあるのです。ただし遺伝子が原因である場合も少なからずあり、ヒトゲノムの解析が始まって以降、実際にどの遺伝子が病気の原因になっているのかを特定する研究が盛んに行われています。

 さて、お待たせいたしましたが肥満の場合についてですが、肥満もまた30%が遺伝子が原因で70%は生活習慣が原因であるという研究結果が得られています。肥満は生活習慣病だったのですね。ですから多くの場合、肥満は生活習慣を改善し、原因を除去すれば正常な体重にリセットできるということを示しています。朗報でしたでしょうか?


                   
 

KEY WORDS
  • 肥満の30%が遺伝、70%が生活習慣を原因としている

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