ダイエットをゼロから医学的に学ぶ
実践 ダイエットのストラテジー
ダイエットコース講義室


              減塩食でダイエット!

 みなさんは濃い味と薄い味とではどちらが好みでしょうか?一般に山間部の地域ほど濃い目の味付けが好まれているようです。昔は山間部では魚貝類を塩で保存して食料を確保していたからと言われていましたが、流通の発達した現在においてもこの傾向が残っているのは地域ごとの食習慣が根強く残っていることのあらわれです。なぜこうした傾向が強いのかと言いますと、食事の好みまで遺伝することはないのですが、親の生活習慣は思っている以上に子供に影響します。たとえば親が濃い味を好みむと、子供に与える食事も自然と濃い味になり濃い味を好む子供となります。その子供がやがて成長して親となり子供を育てると、その子供もまた濃い味を好む子供となるのです。こうして好みは代々受け継がれて(?)いくことになる傾向があります(詳しくはこちら)。

 予断でしたが、1日の塩分摂取量の上限をご存知でしょうか?塩分は1日10g以下という値が食事摂取基準で定められています(詳しくはこちら)。塩分の摂りすぎがよくない理由は、もちろん血圧を上昇させて心臓と血管の負担となるという理由もありますが、ダイエット的には食事を食べすぎてしまうという理由のためです。濃い味付けだと御飯がすすんでしまい、結果的に炭水化物を摂りすぎてしまい摂取カロリーが跳ね上がってしまうのです。薄い味付けの料理を食べて物足りなく感じ、食事がすすまないと感じたことがあるはずです。塩分の摂りすぎはそれと逆のことが起こるのですね。

 しかし食事は楽しみの一つでもあるのですから憂鬱な気分で食べたくはありませんよね?そこで塩分を抑えても物足りなく感じない裏ワザをご紹介しましょう。物足りなく感じるのは素材の味がダイレクトに感じすぎるためです。たとえば生野菜になにもつけずに食べて食材の味だけを感じてみてください。それはそれで美味しいかもしれませんが、おかずとして白いご飯と一緒に食べたいと思うかというと、思いませんよね。やはり調味料が必要です。そこで用いるのが塩以外の調味料です。ヒトの味覚は甘味、塩味、酸味、苦味を感じます。最近ではそれに加えて旨味という要素もあるとのことです(詳しくはこちら)。おかずの味付けですから甘味と苦味はちょっと不向きですね。塩味はイコール塩分ですから使えません。おすすめは、そうです酸味です。レモン、梅肉、お酢を積極的に調味料として使ってみまょう。物足りなさをカバーすることができると思います。また、食卓テーブルにしょう油入れがある場合はお酢を加えてポン酢にしてみると醤油による塩分摂取量を抑えることができます。

 さらに味覚だけでなく嗅覚に訴えて物足りなさをカバーする方法として、大葉やみょうが、胡麻あたりを加えると良いでしょう。いわゆる風味がよくなります。カレー粉や唐辛子といった刺激物を用いるという手もあるのですが、使い過ぎには要注意です。特に唐辛子は食欲を増進させる作用がありますので使用に当たってはほどほどにしておきましょう。

                       


KEY WORDS
  • 子供の生活習慣や好みは親の影響を受けている
  • 塩分摂取基準:1日10g
  • 酸味や風味を加えることで塩分を抑えることができる

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